勝手に自分自身で運動強度をあげている
6月はシークエンス6の強化月間だったんだけど、6月最後だけシークエンス3をやりました。みんなが飽きないようにするためと、同じポーズばかりに偏って身体のバランスが悪くならないようにするためです。指導者である私はあまり動かないので、少し寒かったんですが、「みなさんはどうでしたか?」とたずねると「まえよりも汗かいた」と言ってくださいました。良い傾向ですね♪
だって、汗をかかないとヨガアワーじゃないから!
とくにシークエンスの内容をきつくしたわけじゃないのですが、みんながそれぞれ勝手にポーズを深めてきてるみたいです。どういうことかというと、身体が柔らかくなったり、身体感覚が研ぎ澄まされたり、ポーズの形を理解したりすることで、今までわからなかった力の入れ方がわかるようになってきます。そうすると、今まで使われなった筋群が使われるようになるのでシークエンスの負荷量を変えたわけじゃないのに、勝手にきつくなるわけです。それは素晴らしいことで、そうなるとどんどん身体が変わってきます。
ヨガは身体の変化が早い?
今回も、よく来てくださるメンバーから「身体が柔らかくなって手が届くようになった」とか「肩こりが減って調子がイイです」という声をききました。私の勝手な統計によると、どうやらそういう効果は4回目くらいから表れ始めるようです。現在、通ってくれている腰痛持ちのメンバーもいずれ腰痛を克服してくれるんじゃないかと踏んでいます。慢性腰痛の場合は、もう少し時間がかかるとは思いますが、いずれ治るでしょう♪この場合、整体やリハビリと違って効果は長く続くと思われます。整体が受動的な対症療法だとしたら、ヨガは自分で手にいれにいく能動的な根治療法だからです。まぁ、腰痛の種類にもよりますが・・・
今日のシークエンスでも、後ろで手を組む「cow face 2」や「marichyasana 1」なんかで手が届くようになったり、後ろ足をつかんで踵をお尻につける「twisted monkey」で足をつかめるようになったりすると、成長を実感できて楽しいですよー♪
初心者にとってのヨガ
それにしても、ヨガアワーって初心者にはハードなのかなぁ?
はじめて教室に来られたかたは、たいがいそのキツさにビックリするようです。私はヨガアワー以外のヨガをやったことがないので、他のヨガがどれくらいの運動強度で、どういう雰囲気なのか噂や伝聞程度でしか知りません。なので私のなかではヨガって言ったらパワフルなイメージなんです。ふつう世間一般のヨガのイメージって、もっとゆったりとしたリラクゼーションっぽいイメージなのかなぁ?でも、ヨガアワーもパワフルななかにリラクゼーションがいっぱい隠れていますよ♪それを見つけ出してください。
それと、初心者に対するフォローをしときますと、最初はハードさにびっくりするヨガアワーですが、3回もすれば「ポーズが初めてじゃなくなる」「まえにやったことがある」という認知的な効果によりだいぶ楽になってきます。それに言葉による誘導も、慣れないうちは聞き取って、ついていくのもやっとですよね。私も視覚優位なのでその気持ちはわかります。なので最初の頃は私も教室の後ろのほうに陣取って、前の人をお手本にしてました。それで良いと思います。そのうち前述の効果により、それも慣れてきます。
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